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【2026年】PDFの電子署名サービス比較7選|無料・有料・法的効力で選ぶ

「PDFに電子署名を付けて契約締結したいけれど、どのサービスを選べばよいのかわからない」—— そんな声に応えて、本記事ではクラウドサイン・freeeサイン・GMOサインなど、 2026年4月時点で日本国内の中小企業・個人事業主にとって特に有力な電子署名サービス7つを、 料金・法的効力・対応用途の観点で比較します。 無料プランから始める方法、海外取引に強いDocuSign、 そして自社運営のPDF編集ツールも含めて、用途別のおすすめを整理しました。 記事を読み終える頃には、自分の業務に最適な1サービスが見えてくるはずです。

※ 本記事には一部プロモーション(PR)リンクが含まれます。料金・機能は2026年4月時点の情報です。

そもそも「電子署名」と「電子サイン」の違い

電子署名サービスを比較する前に、混同されやすい「電子署名」と「電子サイン」の違いを整理しておきましょう。 この2つは似た言葉ですが、法的位置づけや実務上の重みが異なります。

電子サイン

電子サインとは、合意の意思表示を電子的に行う行為全般を指す広い概念です。 たとえばPDFに署名画像を貼り付ける、メールで「承知しました」と返信する、 Webフォームの「同意します」ボタンを押す——これらはすべて広い意味での電子サインに含まれます。 導入のハードルは低い反面、後から「本当に本人が同意したのか」を証明する手段は別途必要になります。

電子署名

電子署名は、電子署名法(電子署名及び認証業務に関する法律)で定義された、 本人性と非改ざん性を技術的に担保した電磁的記録上の措置を指します。 電子署名法第3条の要件を満たす電子署名が付された電磁的記録は、 真正に成立したものと推定される効力(真正な成立の推定)を持ち、 紙の契約書における署名押印と同等に扱われ得ます。 本記事で紹介するクラウドサイン・GMOサインなどの法人向けサービスは、 この「電子署名」を付与する仕組みを提供しています。

用途別にどちらを選ぶか

比較表で一目でわかる!電子署名サービス7選

まずは7サービスの主要スペックを比較表で一覧します。 次の章で各サービスの詳細レビューを行いますので、 気になったサービス名をチェックしながら読み進めてください。

サービス名月額料金(最低プラン)無料プラン署名方式主な強みおすすめ用途
クラウドサイン11,000円〜+従量○(Freeプラン・月5件まで)事業者署名型国内シェアNo.1の安心感中堅〜大企業の契約実務
freeeサイン1,078円〜○(無料プランあり)事業者署名型freee会計との連携個人事業主・中小企業
GMOサイン9,680円〜+従量○(Free Plan・月5件まで)ハイブリッド実印タイプにも対応高い真正性が必要な業種
WAN-Sign0円〜+従量○(基本料金0円)ハイブリッド原本管理・長期保存金融・上場企業・公共系
GMOサイン Free Plan0円◎(完全無料)事業者署名型完全無料で送信可能電子契約の試験導入
DocuSign約10米ドル〜○(試用プランあり)事業者署名型海外取引・eIDAS対応グローバル展開する事業者
PDF Editor(自社)0円◎(完全無料)電子サイン中心完全クライアントサイド処理社内回覧・PDFの簡易編集

※ 2026年4月時点。最新の料金・機能は各社公式サイトをご確認ください。

各サービスの詳細レビュー

ここからは7サービスを順番に詳しく見ていきます。 各サービスの強み・弱み・料金・想定ユーザーを整理しているので、 自社の業務に近い項目を中心に読み比べてみてください。

クラウドサイン国内シェアNo.1、契約実務の標準ツール

料金:Lightプラン 月額11,000円〜(送信件数に応じた従量課金)。法人向け上位プランあり
署名方式:事業者署名型
こんな方におすすめ:中堅〜大企業の法務・営業部門、士業

主な強み

  • 国内導入実績が豊富で、取引先からの認知度が高い
  • 弁護士ドットコム株式会社が運営しており、電子署名法・電子帳簿保存法への対応情報が整理されている
  • 他社サービス利用者でも受信側はアカウント不要で署名できる

注意したいポイント

  • 送信件数に応じた従量課金が積み上がりやすい
  • 高度なワークフローや権限制御は上位プラン以上が必要

freeeサインfreee会計と連携できる契約管理プラットフォーム

料金:Lightプラン 月額1,078円〜(年額契約)。Standard以上で送信件数・テンプレート上限が拡大
署名方式:事業者署名型
こんな方におすすめ:freeeを利用する個人事業主・中小企業

主な強み

  • テンプレート作成・契約書レビュー機能などフロントの作業を一括でカバー
  • freee会計・人事労務との連携で経理処理までスムーズ
  • 個人事業主でも導入しやすい料金プランが用意されている

注意したいポイント

  • 高度な承認フロー設定はプランにより制限がある
  • 既に他社の会計ソフトを使っている場合は連携メリットが薄い

GMOサイン実印・認印を1サービスで使い分けできる

料金:契約印&実印プラン 月額9,680円〜+送信件数に応じた従量課金。フリープランあり(後述)
署名方式:ハイブリッド
こんな方におすすめ:実印相当の電子署名が必要な企業・自治体

主な強み

  • 事業者署名型(立会人型)と当事者署名型の両方に対応
  • 電子認証局運営の知見を活かしたPKIベースの実印タイプが選べる
  • 自治体や金融機関など高い真正性が求められる用途での導入実績が豊富

注意したいポイント

  • 当事者署名型は受信側にも電子証明書の準備が必要になる場合がある
  • プランや署名タイプにより料金体系がやや複雑

WAN-Sign原本管理・長期保存に強い文書管理大手のサービス

料金:基本料金0円〜+送信ごとの従量課金(実印タイプは330円/通〜)。大規模利用は要問い合わせ
署名方式:ハイブリッド
こんな方におすすめ:金融・上場企業・公共系など内部統制重視の組織

主な強み

  • 株式会社ワンビシアーカイブズ(NXグループ)の文書保管ノウハウを活用した長期保存・原本管理
  • 紙の原本と電子契約をハイブリッドで一元管理しやすい
  • 金融機関や上場企業など内部統制要件が厳しい組織での採用実績

注意したいポイント

  • 個人事業主や少人数チームには機能・料金がオーバースペックになりがち
  • UIの学習コストはクラウド系競合よりやや高め

GMOサイン Free Plan完全無料で月5件まで送信できるエントリープラン

料金:完全無料(月5件まで送信、登録ユーザー数等の上限あり)
署名方式:事業者署名型
こんな方におすすめ:電子契約を試したい個人事業主・スタートアップ

主な強み

  • クレジットカード登録不要で完全無料から始められる
  • 事業者署名型(立会人型)の送信が月5件まで利用可能
  • 後から有料プランへスムーズに移行できる

注意したいポイント

  • 送信件数・テンプレート保存数・ユーザー数に上限がある
  • 高度なワークフローや当事者署名型の機能は制限される

DocuSign海外取引にも強いグローバル最大手

料金:Personalプラン 月額10米ドル〜(年額契約)。法人向け上位プランあり
署名方式:事業者署名型
こんな方におすすめ:海外取引のある企業、グローバル展開する事業者

主な強み

  • 44言語・180か国超で利用されておりクロスボーダー取引に強い
  • EUのeIDAS規制等、海外の電子署名規格への対応が豊富
  • API・各種SaaSとの連携エコシステムが大規模

注意したいポイント

  • 国内サービスと比べると日本独自の商習慣・帳票への馴染みは弱め
  • サポート言語・サポート時間帯がプランにより制限される

PDF Editor(自社)ブラウザ完結で署名画像を貼るだけのシンプル無料ツール

料金:完全無料
署名方式:電子サイン中心
こんな方におすすめ:社内回覧・軽微な合意書・PDFの簡易編集を行いたい個人・中小企業

主な強み

  • 完全クライアントサイド処理でファイルを外部サーバーに送らない
  • アカウント登録不要・完全無料で利用できる
  • 署名画像の貼り付け、テキスト追記、ヘッダー・フッターなど社内文書整形に十分な機能

注意したいポイント

  • 電子署名法上の真正な成立の推定が働く電子署名そのものは付与しない(署名画像の貼付ツール)
  • ワークフローや締結相手とのオンライン承認管理機能はない

PDF Editor自体は電子署名法上の真正な成立の推定を担保するサービスではありませんが、 「社内承認用に署名画像を貼って配布したい」「他社から受け取ったPDFに簡単に追記したい」といった用途には ブラウザだけで完結する手軽さが大きなメリットになります。

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無料で始めたい個人事業主・SMBに最適な選択肢

「いきなり月額1万円を超える有料プランを契約するのは不安」という個人事業主・小規模事業者向けに、 コストを抑えて始める3レイヤの選択肢を整理します。

レイヤ1:完全無料で電子契約を試したい

まずGMOサイン Free Planがおすすめです。 クレジットカード登録なしで月5件までの送信が可能で、 事業者署名型の電子署名を体験できます。 本格運用に移る前の試験導入や、年に数件しか契約締結が発生しない事業者にも適しています。

レイヤ2:軽量な有料プランで業務に組み込みたい

月10件以上の送信が見込まれる場合はfreeeサインのLightプランが有力です。 月額1,000円台から始められ、freee会計ユーザーであれば請求書発行から契約締結まで一気通貫で運用できます。 テンプレート化できる契約書(業務委託契約・NDAなど)が多い業種で特に効果的です。

レイヤ3:社内回覧・軽微な合意は無料ツールで

電子契約の対象外となる社内承認・受領証・簡易な合意書などは、PDF Editorのような無料のPDF編集ツールに署名画像を貼り付けて運用するのも実用的な選択肢です。 PDF Editorはブラウザ内ですべての処理が完結するため、 ファイルを外部サーバーへ送信したくない業種・組織でも安心して利用できます。

失敗しない選び方フローチャート

どのサービスを選ぶか迷ったときは、次の4つの質問に順番に答えていくと候補を絞りやすくなります。

質問1:海外の取引先と契約を結ぶ予定はありますか?

Yesの場合はDocuSignが第一候補です。 EUのeIDAS規制をはじめ各国の電子署名規格への対応が豊富で、44言語のUIを備えています。 Noの場合は次の質問へ進んでください。

質問2:実印相当(当事者署名型)の電子署名が必要ですか?

不動産取引・金融取引・公共調達などで当事者署名型が要求される場合はGMOサインを、 原本管理・長期保存も含めた重厚な内部統制要件がある場合はWAN-Signを検討します。 通常のBtoB契約であれば事業者署名型で十分なケースが多く、次の質問へ進みます。

質問3:取引先からの認知度・受信体験を最重視しますか?

Yesの場合は国内シェアNo.1のクラウドサインが無難な選択です。 相手企業の担当者がすでにクラウドサインの操作に慣れているケースが多く、 導入時の説明コストを下げられます。

質問4:会計ソフトとの連携や月額コストを重視しますか?

freee会計を利用しているならfreeeサイン、 まずは無料で試したいならGMOサイン Free Plan、 社内文書の整形・署名画像貼付が中心ならPDF Editor—— という形で、コスト軸でも最適解は分岐します。

よくある質問(FAQ)

Q. 電子署名と電子サインは何が違うのですか?
A. 電子サインは合意の意思表示を電子的に行う行為全般を指す広い概念で、PDFに署名画像を貼る行為も含まれます。一方、電子署名法に定義される「電子署名」は、本人性と非改ざん性を技術的に担保した電磁的記録を指し、一定の要件を満たす場合に文書の真正な成立の推定が働きます。重要な契約には電子署名法の要件を満たすサービスの利用が望ましいとされています。
Q. 電子契約は紙の契約書と同じ法的効力がありますか?
A. 電子署名法第3条の要件を満たす電子署名が付された電磁的記録は、真正に成立したものと推定されます。つまり一律に「同じ効力」とは言えませんが、要件を満たせば紙の契約書と同等の証拠力を持つ運用が可能です。具体的な効力は契約類型・サービスの方式・運用方法により異なるため、重要な取引では弁護士等の専門家に確認することをおすすめします。
Q. 完全無料で使える電子署名サービスはありますか?
A. はい、GMOサインのFree Planなどは完全無料で月数件の送信に対応しています。また本記事で紹介しているPDF Editorのように、署名画像をPDFに貼り付ける用途であれば完全無料・アカウント登録不要で利用できるツールもあります。ただし無料プランは送信件数・ユーザー数・テンプレート保存数などに制限があります。
Q. 事業者署名型(立会人型)と当事者署名型はどちらを選ぶべきですか?
A. 事業者署名型はサービス事業者が利用者の指示に基づいて署名を行う方式で、メールアドレスのみで利用でき導入ハードルが低いのが特徴です。当事者署名型は本人が電子証明書を用いて署名する方式で、より高い真正性が求められる契約に適しています。一般的なBtoB契約では事業者署名型で十分なケースが多く、不動産取引や重要な金融取引では当事者署名型が選ばれる傾向にあります。
Q. 電子署名サービスを導入する際に注意すべき点は?
A. (1) 取引先がそのサービスで受信・署名できるか、(2) 電子帳簿保存法の保存要件を満たせるか、(3) 自社のワークフローや承認フローと整合するか、(4) 海外取引がある場合は相手国の電子署名規格に対応しているか——の4点を最低限確認することをおすすめします。導入前にトライアルで実際の業務フローに乗せて検証することが重要です。
Q. PDFに署名画像を貼るだけでも法的に有効ですか?
A. 署名画像の貼付は厳密には電子署名法上の「電子署名」には該当せず、真正な成立の推定が働く要件を満たさない場合があります。社内回覧・軽微な合意書など、本人性・非改ざん性が強く問われない用途であれば実務的に運用されていますが、重要な契約には電子署名法の要件を満たすサービスを利用することが望ましいとされています。

まとめ|あなたに最適な電子署名サービスは?

本記事では、2026年4月時点で利用できる主要な電子署名サービス7つを比較しました。 最後に用途別の最適解をもう一度整理します。

どのサービスも無料プランやトライアルが用意されていますので、 本記事で気になったサービスを実際に触ってみて、自社の業務フローに合うかを確かめるのが最も確実です。 運営者情報については運営者情報ページをご覧ください。

※ 本記事には一部プロモーション(PR)リンクが含まれます。 記載内容は2026年4月20日時点の情報であり、料金・機能・プラン構成は変更される可能性があります。 導入をご検討の際は必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。